ソノラ（2000年生、母エディブルフラワー）

ソノラ（2000年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「音・響き（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時10歳）と交配したエディブルフラワーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は川上治朗。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦2勝2着2回。2002年の若駒賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川上勇治から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場され、山本武司によって367.5万円で落札された。

佐藤雅彦厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2002年）

8月3日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は465kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハタヤマクロスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のココロヲコメテに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月3日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したトキノシャトーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3歳（2003年）

4月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた6戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

5月3日、中3週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。

6月7日、中4週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

6月28日、中2週で迎えた9戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドフィールから3/4馬身差の2着となった。