パローニアクレスト（1994年生、母ハッピーガーランド）

パローニアクレスト（1994年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時8歳）と交配したハッピーガーランドが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、地方40戦13勝2着3回。1998年のビューチフル・ドリーマーカップ(一般牝)に勝利した他、1997年のオープン特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

千葉四美厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1996年）

5月25日、デビュー戦は村松学騎手を鞍上に据えて、馬体重は450kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルロビンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマツエジャーニイをクビ差制して休養明け初戦を物にした。

11月10日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦の南部駒賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1997年）

9月27日、約10か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳B（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイシーダンサーから2馬身半差の2着となった。

10月25日、中3週で迎えた5戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロックローレルから4馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダテハヤコマに5馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳B（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミタカセントオーに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンのオープン特別（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村松学騎手（7戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミタニカゼに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

12月23日、連闘で迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウインターカップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のファインナップに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（1998年）

6月6日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツエジャーニイに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（9戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般B（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般B（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシマホープから1馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた14戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、はづき賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月11日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、一般B（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のベルグミカサに2馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、かみなづき賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は畠山信一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンのビューチフル・ドリーマーカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイシーダンサーに半馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、ひいらぎ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のナグルチャンスに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般A（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村松学騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンウインに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般A（水沢ダート1600m 小雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（12戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエーブインディーンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般A（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（14戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は草地保隆騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般A（水沢ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は村松学騎手（15戦8勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、中7週で迎えた28戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（3戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた29戦目は、早池峰賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（4戦2勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般A（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた31戦目は、一般A B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた32戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般A（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた34戦目は、牝馬限定オープンのビューチフル・ドリーマーカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた35戦目は、一般A（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた36戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンヒルホープに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

12月5日、中3週で迎えた37戦目は、フェザンカップ（水沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた38戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中0週で迎えた39戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（3戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（2000年）

1月9日、中0週で迎えた40戦目は、一般A（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。