イケイケエナジー（1999年生、母エナジーストーン）

イケイケエナジー（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時6歳）と交配したエナジーストーンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方25戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の風待月特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、池ばたによって1,102.5万円で落札された。

福永二三雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2002年）

9月28日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のラブバルーンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月31日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2003年）

8月13日、約9か月半の休み明けで迎えた3戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（大井ダート1390m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエレノアフォンテンを3/4馬身振り切って休養明け初戦を制した。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3三四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早見多加志騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカイジンケンを半馬身差し切って3勝目を手にした。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた7戦目は、ハンデ戦の一般C2六 C3一（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアタゴパラパラをクビ差だけ差し切って4勝目を手にした。

11月27日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（2004年）

2月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定のハンデ戦の4歳C3（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、勝ったスポットライトにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマイクリエーションに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月24日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のシェンロッサに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、風待月特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のノバナを半馬身振り切って6勝目を奪取した。

7月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るルイボスキングを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、こうま座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた20戦目は、海王星特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（6戦3勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（8戦3勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（9戦3勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた24戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、週刊Gallop賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

11月13日、中0週で迎えた25戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（10戦3勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。