エフテママサンデー（2005年生、母サンバデリオ）

エフテママサンデー（2005年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ママ＋母父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のアグネスワールド（当時10歳）と交配したサンバデリオが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は樫村牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C2 11。

経歴

デビュー前

当歳のとき、樫村牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、樫村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、矢沼ステーブルから「群馬境TCサラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

6月23日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は506kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月21日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた4戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

3歳（2008年）

3月18日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦のツインステッキ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 小雨/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。17頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き17着に終わった。

5月6日、中4週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトミケントラストに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月14日、連闘で迎えた8戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したゴッドビラブドミーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトンメイをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

10月28日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般D2-1（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4歳（2009年）

1月2日、中5週で迎えた12戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のロンギングバブルを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

1月17日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

1月24日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモカンチュにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた17戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホシノクレオパトラに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月14日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた20戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月6日、中0週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた24戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた25戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月14日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（8戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた29戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（10戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモボスを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。