タニノブランド（1996年生、母シルヴアンウオーク）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤマオカ牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

伊藤靖則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

4月9日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月9日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた3戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた4戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマッキーボンドから3/4馬身差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1999年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、福井慎也騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福井慎也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマフィーザを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

2月15日、連闘で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福井慎也騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月28日、約8か月半の休養明けで迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエイティテツオウをクビ差制して休養明けの一戦をモノにした。

11月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったベイオブパールから2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月18日、中8週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のリードサチカゼに3馬身の差をつけて制した。

2月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバイスプレジデントから半馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウバイソンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のフミヒストに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月16日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のプレイズボーイを3/4馬身振り切って久々の一戦をモノにした。

8月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したゴープリンスに半馬身届かず2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2六（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のピュアウインザーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月13日、中1週で迎えた22戦目は、文京区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた23戦目は、墨田区特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

12月4日、中4週で迎えた24戦目は、冬日向特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

5歳（2001年）

7月14日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた29戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。