ゲティスバーグ（2008年生、母ベルベティーン）

ゲティスバーグ（2008年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「リンカーン大統領が演説を行なったペンシルベニア州の町名」。毛色は栗毛。種牡馬のリンカーン（当時8歳）と交配したベルベティーンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武岡牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額735万円（3.68万×200口）で一口馬主が募集された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月31日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では超凡な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

11月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3歳（2011年）

1月25日、中8週で迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた4戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカリスマミッキーをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

2月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

6月19日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したファイブイーグルに半馬身届かず2着となった。

7月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の樟葉特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の賤ヶ岳特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。