ファイブイーグル（2007年生、母アイコチャン）

ファイブイーグル（2007年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鷲」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時19歳）と交配したアイコチャンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地21戦2勝、中央障害3戦0勝、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は2011年の鶴橋特別(500万下)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、千代田牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ファイブウインによって1,522.5万円で落札された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

6月28日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

8月2日、中4週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

3歳（2010年）

1月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のアドマイヤタイシに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下のビオラ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月13日、中3週で迎えた10戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月4日、約9か月の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（4戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた12戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

4歳（2011年）

3月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

5月22日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月29日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2200m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた17戦目は、N.ピンナ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のゲティスバーグを半馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

9月19日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の美作特別（阪神芝2000m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた19戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の境港特別（阪神芝2200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた20戦目は、I.メンディザバル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の猪名川特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

5歳（2012年）

1月8日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の許波多特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた25戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、スポニチなにわ賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた26戦目は、京都畜産特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、楽天競馬で買いま賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6歳（2013年）

1月9日、中2週で迎えた28戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた29戦目は、武徳特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた30戦目は、神河町カーミン特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた32戦目は、ラジオ関西558賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた34戦目は、あけび賞（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた35戦目は、はなてまり賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた37戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた39戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。