エーシングッドマン（2009年生、母ワイオミングガール）

エーシングッドマン（2009年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時10歳）と交配したワイオミングガールが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、地方16戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

伊藤強一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2011年）

8月17日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（2）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3歳（2012年）

6月13日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったモルフェパワフルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったプチパニックに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、グッドボクスターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったアースワンシャープに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したデルマテンジンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のウミホタルに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キレイナダケデスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したドリームスターにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒルノアビスコを3/4馬身振り切って2勝目をマークした。

11月20日、中3週で迎えた12戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のトーセンブリザードに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月14日、中2週で迎えた13戦目は、北アルプス特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月24日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾島徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月14日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた16戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。