ナリタフラッシュ（2008年生、母オースミシルク）

ナリタフラッシュ（2008年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋閃光」。毛色は栗毛。種牡馬のファルブラヴ（当時10歳）と交配したオースミシルクが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦4勝2着1回。2011年の庄原さとやま博特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

3月27日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月3日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

7月25日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた4戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェドゥネージュから半馬身差の2着に敗北した。

8月1日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦の福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ十三戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモズインフィニティに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた6戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ七戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノマリオンに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの庄原さとやま博特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のウーシエンダーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のオータムマイル（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた11戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの広島県馬主会会長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2012年）

1月12日、中3週で迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアビオニクスを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

1月25日、中1週で迎えた16戦目は、C級チャンピオン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

2月15日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた17戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C12 15（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3月1日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C12 15（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた20戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた21戦目は、ヒヤシンス特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高木健騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた22戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

5月17日、中0週で迎えた25戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた26戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。