アスクライオン（1993年生、母ギフオーギ）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

11月12日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワイルドバッハを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月9日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

3歳（1996年）

1月7日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

2月10日、中4週で迎えた4戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月19日、連闘で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

9月8日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホッカイゲーテに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月19日、中2週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のフサイチビクトリーを半馬身振り切って3勝目を手に入れた。

11月9日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の霜月ステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4歳（1997年）

4月26日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、上賀茂ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の欅ステークス（東京ダート1600m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、麦秋ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた14戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の臥牛山特別（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の長万部特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5歳（1998年）

3月7日、約7か月の休み明けで迎えた17戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の舞浜特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り雨/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた23戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝1600m 雨/不良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、6着に入り込んだ。

7月12日、中3週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の織姫賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた25戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB杯（函館芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上900万下の長万部特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた27戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のTVh賞（札幌芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下の苫小牧特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6歳（1999年）

4月3日、約5か月半の休み明けで迎えた31戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサウザンズローラに9馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

4月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノメガミに5馬身の差をつけて5勝目をマークした。

5月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリーマーチに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月15日、中1週で迎えた34戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスルーオダンスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月28日、約3か月半の休み明けで迎えた35戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラトップレデイに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月5日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトワノエビスオーに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月13日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（5戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウフォワードに5馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月25日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアクティーキッサーに2馬身半の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

10月11日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（7戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリーダンスに3馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

10月16日、連闘で迎えた40戦目は、八甲田山賞（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で畠山信一騎手（8戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビブラママンから1馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で畠山信一騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーライトニングに5馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7歳（2000年）

6月10日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた42戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で畠山信一騎手（10戦9勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた43戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。