ホッカイゲーテ（1993年生、母ホッカイレディー）

Hokkai Goethe

1993.03.08

ホッカイゲーテ（1993年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時8歳）と交配したホッカイレディーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、中央平地7戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の神奈川新聞杯(900万下)。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

12月3日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月9日、連闘で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、激烈なハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホークトルネードに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

9月29日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったアスクライオンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のモリトオカタを3/4馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

5歳（1998年）

9月19日、約23か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタサンモガンボを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って久々の実戦を物にした。

10月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の神奈川新聞杯（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手（4戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオンクラウドナインをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月14日、中4週で迎えた7戦目は、霜月ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名正義騎手（5戦4勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。