ベストガーデン（1995年生、母ロングヒューマン）

ベストガーデン（1995年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時10歳）と交配したロングヒューマンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

5月22日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のパーティーロイヤルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月26日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアトミックサンダーから4馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた6戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の紅葉特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 雪/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウヒダカからクビ差の2着となった。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のポインセチア特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のオナガザメをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

3歳（1998年）

4月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた9戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた13戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた14戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1800m 雨/重）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた16戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、アリオト特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。14着に敗れた。

9月26日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。