オナガザメ（1995年生、母コバンザメ）

オナガザメ（1995年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したコバンザメが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方29戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は1997年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1997年）

5月6日、デビュー戦は堂山直樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフハリストーから半馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堂山直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーラッキーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堂山直樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堂山直樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で堂山直樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はファションレディーと並んで7着同着となった。

8月16日、中1週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堂山直樹騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

10月13日、中7週で馬体重を前走から34kg戻して迎えた7戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で堂山直樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堂山直樹騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、大政君次騎手を鞍上に迎えて、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトタイトルに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月11日、中4週で迎えた10戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は堂山直樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のポインセチア特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は大政君次騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストガーデンからクビ差の2着となった。

3歳（1998年）

1月2日、中0週で迎えた12戦目は、3歳戦の若菜特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大政君次騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サダムトップワンに交わされて6馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったポリスウーマンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中2週で迎えた16戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったライデンカップに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、青木達彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サダムリュウに交わされて2馬身差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、トミケンシルバーに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月14日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4歳（1999年）

1月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

11月4日、約10か月の休み明けで迎えた24戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青木達彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイエイフジヤマに約11馬身の大差をつけて久々の実戦をモノにした。

11月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木達彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミナミオリヒメに7馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

12月17日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木達彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサダムキングに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2000年）

2月25日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3月10日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた28戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（11戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったダイヤモンドステラに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月19日、約5か月の休養明けで迎えた31戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のハイベストフレンチをハナ差振り切って久方ぶりの実戦を物にした。

11月10日、中2週で迎えた32戦目は、下呂特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米山哲郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6歳（2001年）

2月6日、中9週で迎えた34戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米山哲郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。