ユーワファニー（1986年生、母チヤイム）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

7月9日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったインターワルツに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月17日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヨツヤゴッドに詰め切れず、9馬身差の2着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた4戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月27日、連闘で迎えた5戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1000m 曇/不良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、メインキャスターにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（3戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハリケンフェアーに交わされて1馬身3/4差の2着に敗れた。

3歳（1989年）

3月25日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は横田雅博騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、オンワードクーパーに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったハッピートレーシーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月28日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を披露したが、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた12戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したメイショウハートを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

8月12日、中1週で迎えた13戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニシノオーカンに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1990年）

3月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた15戦目は、平目孝志騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

4月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横田雅博騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

5月6日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。