サツキキャンディ（2016年生、母テンプティングフェイト）

サツキキャンディ（2016年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時8歳）と交配したテンプティングフェイトが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は川向高橋育成牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C15 18。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川向高橋育成牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、川向高橋育成牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小野博郷によって226.8万円で落札された。

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月24日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

3歳（2019年）

7月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、古平温泉しおかぜ夏祭り賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた5戦目は、サマーセール平取産馬応援賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた7戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

9月17日、中1週で迎えた8戦目は、コンサドールズ賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

12月7日、中5週で迎えた12戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサウスパッキオを異次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2020年）

1月22日、中3週で迎えた14戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のオグリグラスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月4日、中1週で迎えた15戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、如月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C15 18（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングリキュールに5馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月19日、中3週で迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、春疾風特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4月16日、中1週で迎えた19戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた20戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月21日、中0週で迎えた21戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた22戦目は、新型コロナ対策医療従事者支援レース（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月13日、中7週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた24戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた25戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったノスケアマゾンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。