ミスターエックス（1994年生、母アルセード）

ミスターエックス（1994年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時14歳）と交配したアルセードが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山勝牧場。戦績は、地方37戦4勝2着10回。1997年の佐賀菊花賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

谷口祐治厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1996年）

6月10日、デビュー戦は成松修一騎手を鞍上に据えて、馬体重は496kg。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノジョオーから5馬身差の2着となった。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテスコジャガーから2馬身半差の2着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（2戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナキングワンから1馬身差の2着に敗れた。

9月8日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンデンクレーバーから1馬身半差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノジョオーから3馬身差の2着となった。

3歳（1997年）

1月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーマルゼンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は成松修一騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた14戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウショウボーイに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた17戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライトゴーランから6馬身差の2着に敗北した。

8月10日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワカリブからハナ差の2着に甘んじた。

8月23日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で大垣敏夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は成松修一騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハカタボーイに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

9月27日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオニシキから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクオールキングから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターフローラからハナ差の2着に惜敗した。

11月24日、中1週で迎えた24戦目は、3歳地方重賞の佐賀菊花賞（佐賀ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

1月26日、中8週で迎えた25戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた26戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るボンドスペシャルを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

5月10日、中8週で迎えた28戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた29戦目は、エメラルド特設（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた34戦目は、サードニックス特設（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

5歳（1999年）

1月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた35戦目は、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は新原健伸騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた37戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。