スマイルマドンナ（1996年生、母ツジノメガミ）

スマイルマドンナ（1996年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時8歳）と交配したツジノメガミが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方18戦2勝2着1回。1999年のキングで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日田牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

宮本仁厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1998年）

10月7日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイユウサミットに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月18日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下の樅の木賞（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

3歳（1999年）

1月9日、中3週で迎えた4戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた5戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、4歳（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた10戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアンバクリークに3/4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月29日、中2週で迎えた13戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の新発田特別（新潟芝1200m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた14戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのキング（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナックステージから2馬身差の2着となった。

10月11日、中2週で迎えた15戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、4歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた18戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた19戦目は、安藤貴英騎手を鞍上に迎えて、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2000年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、5歳（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた21戦目は、横川健二騎手を鞍上に迎えて、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた25戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月31日、連闘で迎えた26戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月14日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた27戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた28戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、一般B12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。