タケイチロッキー（1989年生、母ロツキーシルバー）

タケイチロッキー（1989年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピユウターグレイ（当時10歳）と交配したロツキーシルバーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木忠義。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の一般C。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

4月26日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

4歳（1993年）

2月28日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた3戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

5月3日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイフースピードに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリエイトスをハナ差制して2勝目をつかんだ。

5月23日、連闘で迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のベルマンチドリに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月27日、中4週で迎えた8戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケンシャトルに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月4日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワズファイターに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーブルマリンからクビ差の2着に甘んじた。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は笠田敏勝騎手（2戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーウェイに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月22日、連闘で迎えた13戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブーザナドゥに3馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

9月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリノーブルから1馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルホワイトに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。