カワジンロッキー（1986年生、母ロツキエルザ）

Kawajin Rocky

1986.05.22

カワジンロッキー（1986年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニン（当時14歳）と交配したロツキエルザが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）仲野牧場。戦績は、中央平地6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

5月7日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のトチノノーザリーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中5週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の恵庭岳特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下の礼文特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

4歳（1990年）

4月14日、約9か月半の休み明けで迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセンターコリムをアタマ差振り切って久々の一戦を制した。

5月12日、中3週で迎えた5戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたファストタイカン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。