キャラハンテソーロ（2020年生、母コパノマルコリーニ）

キャラハンテソーロ（2020年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時19歳）と交配したコパノマルコリーニが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は前野牧場。主な勝ち鞍は2024年の能登半島地震復興応援杯（46）(一般C2十)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前野牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって990万円で落札された。

加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月11日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではいいところがなく17着に終わった。

7月8日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

8月12日、中4週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月25日、中5週で迎えた5戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

10月3日、連闘で馬体重を前走から17kg減らして迎えた6戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、山浦心則さん47年おつかれさま（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、テスティファイにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月14日、中3週で迎えた8戦目は、potato記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑慧悟騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、裕貴・美智代結婚8周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑慧悟騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、亀森芳孝さん還暦おめでとう記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた11戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C28（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたバスキュラント決め手に屈してクビ差の2着となった。

1月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月27日、中1週で迎えた16戦目は、惺礼0歳お疲れさん記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた17戦目は、愛ちゃん!誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

6月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた20戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興応援杯（46）（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシングンバズーカに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月11日、中1週で迎えた21戦目は、李縷さきお誕生日おめでとう記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったアシュラムに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のラカンに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月23日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、白山大賞典特番スペシャル生配信特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、アングラー北川洋記念特別編成（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のエムティウィンドをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月3日、中1週で迎えた26戦目は、教えて!カナザワケイバ塾開講記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。