ケンブリッジスカイ（2002年生、母イラヒー）

ケンブリッジスカイ（2002年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋空」。毛色は栗毛。種牡馬のオフサイドトラップ（当時11歳）と交配したイラヒーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ケンブリッジバレー。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦6勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳A4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グラッドホースパークから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月5日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

7月18日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカワキタシンエイに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B4（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミスティーキュートを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコルシカタイムに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズホトウショウに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳A4（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキョクイチシャープに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月30日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた12戦目は、3歳戦の蔵重の店片町No1ビル「G-1」杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦のカンナ賞（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた14戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダートワイをクビ差制して雨中の激闘を制した。

4歳（2006年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。