ハイエースボーイ（1984年生、母エースラジアラ）

ハイエースボーイ（1984年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマタボーイ（当時6歳）と交配したエースラジアラが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平岩牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方39戦11勝2着3回。1989年のメイステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤順次厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1986年）

7月13日、デビュー戦は石川綱夫騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は445kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川綱夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた3戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川綱夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川綱夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川綱夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったペガサスフエアーから3馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルケンアキーラに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月19日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のポインセチア特別（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は石川綱夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1987年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の松竹梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石川綱夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川綱夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の紅梅特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川綱夫騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川綱夫騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月8日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川綱夫騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の山藤特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川綱夫騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川綱夫騎手（12戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石川綱夫騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のイレブンカスタムをハナ差制して勝利を手に入れた。

6月15日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で石川綱夫騎手（14戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月26日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石川綱夫騎手（15戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた20戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石川綱夫騎手（16戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月25日、中8週で迎えた21戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中6週で迎えた22戦目は、塩谷健騎手を鞍上に迎えて、黄菊特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた23戦目は、一般C3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩谷健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（1988年）

1月6日、連闘で迎えた24戦目は、一般C4三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塩谷健騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミルラインに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩谷健騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサハリンガビーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、尾形秋徳騎手を鞍上に迎えて、笠森特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノテーストに3/4馬身の差をつけて5勝目をマークした。

3月22日、中3週で迎えた27戦目は、やよい特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾形秋徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドダハールに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月22日、中3週で迎えた28戦目は、新緑特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾形秋徳騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミエールに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月23日、中3週で迎えた29戦目は、房総特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾形秋徳騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンスラッキーをクビ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月15日、中2週で迎えた30戦目は、京葉盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾形秋徳騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコリムプリンスをアタマ差制して圧巻の7連勝を決めた。

7月12日、中3週で迎えた31戦目は、ふみづき特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾形秋徳騎手（5戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、盛夏特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾形秋徳騎手（6戦5勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた33戦目は、秋季特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾形秋徳騎手（7戦5勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた34戦目は、森勇騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイドウリッチから3/4馬身差の2着となった。

12月7日、中2週で迎えた35戦目は、浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森勇騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた36戦目は、ターコイズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森勇騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドビジヨンに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5歳（1989年）

1月26日、中3週で迎えた37戦目は、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森勇騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月21日、中3週で迎えた38戦目は、きさらぎ特別（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森勇騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコリムプリンスから3馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中3週で迎えた39戦目は、ダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森勇騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコリムプリンスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月13日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた40戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、武蔵野ステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた41戦目は、メイステークス（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、メジロアルダンに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月9日、中5週で迎えた42戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の七夕賞（新潟芝2000m 外回り雨/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。