ナスノホシジョー（1988年生、母ナスノアオバ）

ナスノホシジョー（1988年5月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンプリンス（当時19歳）と交配したナスノアオバが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道隆。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年のジュニアカップ。

経歴

デビュー前

石本義孝厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1990年）

5月24日、デビュー戦は安藝郁治騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のソーエームテキに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藝郁治騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月18日、中4週で迎えた3戦目は、松田路博騎手を鞍上に迎えて、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノローランに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノローランに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月23日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦の栄冠賞（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松田路博騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサルビーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月18日、中3週で迎えた6戦目は、高岡秀行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオアシス特別（札幌(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノモデルフールに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月27日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、2歳戦のジュニアカップ（札幌(地)ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は松田路博騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のソーエームテキに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月24日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦の青函特別（函館(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドラールオウカンに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の北海道3才優駿（函館(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松田路博騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンサーズクロスから1馬身半差の2着に敗北した。

12月22日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい15着に敗れた。

3歳（1991年）

8月1日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた11戦目は、一般A（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松田路博騎手（6戦5勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックホラーから3馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の王冠賞（岩見沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、角川秀樹騎手を鞍上に迎えて、金杯（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の北日本オークス（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松田路博騎手（8戦5勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月7日、中5週で迎えた15戦目は、奥尻特別（函館(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は安藝郁治騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラノーザリーから半馬身差の2着に敗北した。