マスターブローニー（2007年生、母ステイトネラ）

マスターブローニー（2007年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋屈強な、逞しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時18歳）と交配したステイトネラが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

3月27日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は522kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

12月9日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた5戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

4歳（2011年）

1月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

1月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のセフティユニバースをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

3月5日、中0週で迎えた10戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携龍馬シリーズ六戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般C15ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた13戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンゴアーから1馬身差の2着となった。

4月17日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンゴアーから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスピリトーソに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月8日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、中4週で迎えた17戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月31日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた18戦目は、一般C2三（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。