ユウキラフェール（2017年生、母ユウキビバ）

ユウキラフェール（2017年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋すばらしい仕事（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時12歳）と交配したユウキビバが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日西牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。2020年の園田オータムトロフィー(地方重賞)で2着に入った他、2021年の兵庫クイーンカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

12月21日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2020年）

2月11日、中6週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた2戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったトロンビーノに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るイスズスカーレットを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

3月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のブルベアガロンに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキタノスイセイに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスーパーローズに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦健太騎手（5戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉浦健太騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアカリンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉浦健太騎手（7戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のガミラスジャクソンを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

8月5日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で杉浦健太騎手（8戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエムザックベルガーをクビ差振り切って圧倒的人気に応えた。

9月3日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で杉浦健太騎手（9戦7勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったステラモナークに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月30日、中3週で迎えた12戦目は、丹波焼特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で杉浦健太騎手（10戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のコスモグラトナスに1馬身3/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月30日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で杉浦健太騎手（11戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2021年）

5月19日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で杉浦健太騎手（12戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で杉浦健太騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた16戦目は、OBCラジオ大阪賞（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で杉浦健太騎手（14戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサヤネエを鮮やかな末脚で半馬身差し切って9勝目を手にした。

7月23日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で杉浦健太騎手（15戦9勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上A2（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で杉浦健太騎手（16戦9勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモビスティーを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月22日、中4週で迎えた19戦目は、3歳以上A2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で杉浦健太騎手（17戦10勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で杉浦健太騎手（18戦10勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月24日、中4週で迎えた21戦目は、ジョーのある町!尼崎城特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で杉浦健太騎手（19戦10勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（2022年）

1月2日、中5週で迎えた22戦目は、2022初夢賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で杉浦健太騎手（20戦10勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

2月3日、中4週で迎えた23戦目は、地方重賞の白鷺賞（姫路ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で杉浦健太騎手（21戦10勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

3月2日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、早春特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で杉浦健太騎手（22戦10勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

5月13日、中9週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた25戦目は、ツツジ賞（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は24戦連続で杉浦健太騎手（23戦10勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた26戦目は、水無月特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で杉浦健太騎手（24戦10勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で杉浦健太騎手（25戦10勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の園田サマースプリント（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で杉浦健太騎手（26戦10勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた29戦目は、そのだライオンズクラブ杯（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は28戦連続で杉浦健太騎手（27戦10勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は29戦連続で杉浦健太騎手（28戦10勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったトウケイタンホイザに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月3日、中4週で迎えた31戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1 A2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた32戦目は、いい味だしてる。淡路ビーフ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（29戦10勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた33戦目は、滋賀畜産特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（30戦10勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6歳（2023年）

1月12日、中3週で迎えた34戦目は、DASH観音寺開設8周年記念（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（31戦10勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた35戦目は、地方重賞の白鷺賞（姫路ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（32戦10勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。