ローレルエスパー（2000年生、母イクスプロアー）

ローレルエスパー（2000年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋超能力者」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時15歳）と交配したイクスプロアーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の3歳C2。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額3,000万円（7.5万×400口）で一口馬主が募集された。

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月21日、デビュー戦は鈴木慶太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は402kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた2戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

8月31日、中4週で迎えた3戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月27日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月24日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったカームからクビ差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒルノボンビーに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は菅原順騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォージドフェイムから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた9戦目は、小林央幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた10戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイフレッシュからクビ差の2着に惜敗した。

6月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトーホウファインに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワシンボルに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンストレートに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカームから1馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルボルテクスに4馬身の差をつけて5勝目をマークした。

11月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。