ブラウンライアン（1998年生、母ユキノサファイヤ）

ブラウンライアン（1998年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキョウワアリシバ（当時8歳）と交配したユキノサファイヤが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はマルシチ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方24戦8勝2着5回。2001年の名古屋優駿(G3)で3着に入った他、2001年の名古屋記念(ハンデ地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マルシチ牧場から「1999年度北海道8月市場サラブレッド2歳、1999年度北海道10月市場サラブレッド2歳」及び「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

国光徹厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2000年）

10月30日、デビュー戦は児島真二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミズホモモをハナ差制して初勝利を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデンバサラをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

3歳（2001年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーベルに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

2月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカンセイハンターに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマタイセイからハナ差の2着に甘んじた。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（9戦4勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で児島真二騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は12戦連続で児島真二騎手（11戦4勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で児島真二騎手（12戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤクホワイトに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月13日、中5週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で児島真二騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチカテツを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳G3のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で児島真二騎手（14戦5勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で児島真二騎手（15戦5勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスダイアンから1馬身半差の2着となった。

10月17日、中3週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で児島真二騎手（16戦5勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイエイカネノーを凄まじい末脚で半馬身差し切って6勝目を手中に収めた。

11月1日、中1週で迎えた18戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で児島真二騎手（17戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネトシテンビートから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中4週で迎えた19戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で児島真二騎手（18戦6勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ地方重賞の名古屋記念（中京(地)ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は20戦連続で児島真二騎手（19戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイリッシュパークをクビ差制して7勝目をマークした。

4歳（2002年）

1月30日、中3週で迎えた21戦目は、アメジストオープン（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で児島真二騎手（20戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた22戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で児島真二騎手（21戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で児島真二騎手（22戦7勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスダイアンから3/4馬身差の2着となった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた24戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で児島真二騎手（23戦7勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた25戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で児島真二騎手（24戦7勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた26戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は26戦連続で児島真二騎手（25戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイッコーオーに1馬身半の差をつけて8勝目を掴み取った。