リテラリー（1987年生、母トウフクパルファン）

リテラリー（1987年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時7歳）と交配したトウフクパルファンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年の4歳C1。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

3月3日、デビュー戦は細川英二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

6月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1600m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた3戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた4戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

9月12日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、蓑田新吾騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた6戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイスパニオンから1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、中0週で迎えた8戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエフテージュンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウセンチュリーからハナ差の2着に甘んじた。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホリカンバイに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は蓑田新吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエプソムランボーから4馬身差の2着となった。

12月9日、中0週で迎えた13戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエプソムランボーから3馬身差の2着となった。

4歳（1991年）

1月4日、中3週で迎えた14戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、東北リーディングジョッキーチャンピオン（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般C2ロ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のストリームボーイに1馬身半の差をつけて優勝

5月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、中0週で迎えた18戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田新吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマカカチドキから1馬身差の2着となった。