ヒロインカラーズ（2018年生、母コスモカラーズ）

ヒロインカラーズ（2018年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性の主人公+母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時5歳）と交配したコスモカラーズが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月11日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡育也騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のスターリングワースをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月15日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

3歳（2021年）

1月10日、中7週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた7戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

6月28日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、キャンサー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったサブノキコウシに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、ベガ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた11戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、清水坂賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた12戦目は、「ウマきゅん」熱いぞ!賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、シザーハンズにアタマ差交わされて2着となった。

9月9日、中2週で迎えた13戦目は、2018 東京メガイルミオープン賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた14戦目は、ヴァーゴ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、3着に入った。

10月8日、中2週で迎えた15戦目は、東京中日スポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた16戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、加古川くつした特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

4歳（2022年）

3月22日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、ひめたん3歳お誕生日記念 4歳以上特別（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた18戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、セイプレシャスに交わされて3馬身半差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

9月9日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、クローバー賞（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた23戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。