テレジェニック（2000年生、母ショーアップ）

テレジェニック（2000年3月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「テレビ映りが良いこと」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時11歳）と交配したショーアップが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、中央障害35戦3勝2着6回。2006年の中山グランドジャンプ(JG1)で3着に入った他、2006年の東京ハイジャンプ(JG2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月26日、デビュー戦は金子光希騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月2日、中5週で迎えた4戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、6着に入り込んだ。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、6着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったホリノフラワーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトーアヴイゴールにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

10月4日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（5戦0勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

12月13日、中5週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は金子光希騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月12日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（8戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードバルトーから1馬身1/4差の2着となった。

2月21日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（10戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（11戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月25日、約4か月半の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手（12戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモーガンビクトリーに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月21日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で金子光希騎手（13戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で金子光希騎手（14戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で金子光希騎手（15戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオレンジボウルから2馬身半差の2着となった。

10月16日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で金子光希騎手（16戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた22戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で金子光希騎手（17戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルオーパーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月4日、中3週で迎えた23戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で金子光希騎手（18戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた24戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は13戦連続で金子光希騎手（19戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2005年）

7月9日、約6か月半の休養明けで迎えた25戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月20日、中5週で迎えた26戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（20戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（21戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワウインダムから4馬身差の2着となった。

9月24日、中2週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（22戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（23戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったバローネフォンテンから1馬身1/4差の2着となった。

11月5日、中2週で迎えた30戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（24戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナイストップボーイに5馬身の差をつけて制した。

12月3日、中3週で迎えた31戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手（25戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた32戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で金子光希騎手（26戦2勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2006年）

3月25日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で金子光希騎手（27戦2勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカラジに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

4月15日、中2週で迎えた34戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で金子光希騎手（28戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中7週で迎えた35戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で金子光希騎手（29戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングゲントから2馬身半差の2着に敗北した。

8月19日、中9週で迎えた36戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で金子光希騎手（30戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた37戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で金子光希騎手（31戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で金子光希騎手（32戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月2日、中6週で迎えた39戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で金子光希騎手（33戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた40戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で金子光希騎手（34戦3勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。4着に入った。

7歳（2007年）

3月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で金子光希騎手（35戦3勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた42戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は17戦連続で金子光希騎手（36戦3勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。14着に敗れた。

9月1日、約4か月半の休み明けで迎えた43戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で金子光希騎手（37戦3勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月13日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた44戦目は、ハンデJ・G3の東京オータムジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で金子光希騎手（38戦3勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月1日、中6週で迎えた45戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で金子光希騎手（39戦3勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた46戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は21戦連続で金子光希騎手（40戦3勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。