ガンバレバー（1998年生、母プライオリテイ）

ガンバレバー（1998年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時15歳）と交配したプライオリテイが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害2戦0勝、地方7戦5勝。2000年の新潟ジュニアカップ(ハンデ地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木忠俊厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2000年）

6月25日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のサザンミッションに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳A（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月19日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのダリア賞（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノヒロインに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

9月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川本裕達騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイトスイセイをアタマ差制して3勝目をゲットした。

11月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川本裕達騎手（6戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーオオマサをアタマ差制して4勝目を手に入れた。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、2歳ハンデ地方重賞の新潟ジュニアカップ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川本裕達騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンテンガイドに3/4馬身の差をつけて5勝目を収める

3歳（2001年）

1月21日、中8週で迎えた9戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの菜の花賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた10戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は山本康志騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

4歳（2002年）

7月7日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた14戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての17番人気で18番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

11月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は山本康志騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2003年）

6月29日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。