マウンテンガイド（1998年生、母フジノディオール）

マウンテンガイド（1998年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時11歳）と交配したフジノディオールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂東ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方30戦4勝2着4回。2001年の新潟ダービー(地方重賞)に勝利した他、2000年の新潟ジュニアカップ(ハンデ地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂東ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、坂東ファームから「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、森本勝則によって157.5万円で落札された。

金子竜也厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2000年）

6月25日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイトスイセイから4馬身差の2着となった。

8月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた5戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた6戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンカラナイスをクビ差制して初勝利を挙げた。

9月24日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（新潟(地)ダート1550m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスズケヤキに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦のアルプス特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（3戦2勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティラブワンをクビ差制して3勝目を手に入れた。

11月19日、中2週で迎えた10戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、2歳ハンデ地方重賞の新潟ジュニアカップ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったガンバレバーから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中2週で迎えた11戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3歳（2001年）

4月7日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳戦の桃花特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦の松浜特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の新潟皐月賞（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の八戸畜産農協特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳500万下の水芭蕉特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で小嶋耕輝騎手（8戦3勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の新潟ダービー（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋耕輝騎手（9戦3勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングルーラーをクビ差制して優勝

8月18日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の瀬波特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小嶋耕輝騎手（10戦4勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた19戦目は、オープス中郷開設8周年記念（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小嶋耕輝騎手（11戦4勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた20戦目は、五頭連峰特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小嶋耕輝騎手（12戦4勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったノボマーチャンから半馬身差の2着となった。

10月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳地方重賞の東北ダービー（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小嶋耕輝騎手（13戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小嶋耕輝騎手（14戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた23戦目は、3歳ハンデ地方重賞の青山記念（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小嶋耕輝騎手（15戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で小嶋耕輝騎手（16戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた25戦目は、米山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で小嶋耕輝騎手（17戦4勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2002年）

5月1日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、春光特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた27戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月3日、中1週で迎えた28戦目は、星雲特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた29戦目は、風待月特別（大井ダート1690m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた30戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、岩清水特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたスピードアーク決め手に屈してハナ差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた31戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ベイブリッジ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6歳（2004年）

4月29日、約21か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。