ロイヤルフェアー（1995年生、母コーキングフェイス）

ロイヤルフェアー（1995年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時9歳）と交配したコーキングフェイスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方21戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C1イ。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「両国市場サラブレッド3歳」に上場され、名駿によって2,940万円で落札された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

2月14日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず14着に終わった。

5月24日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

8月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚を伸ばせず18着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた7戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4歳（1999年）

2月28日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

9月9日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードクーガーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、一般C2ハ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒットマイハートに1馬身半の差をつけて優勝

12月30日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2ロ（三条ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマグニステージに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2000年）

4月1日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C2ニ（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中7週で迎えた15戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中5週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（5戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（6戦3勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月1日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミスカリフォルニアに4馬身の差をつけて4勝目を収める

10月28日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（9戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったローラビクターから3馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1550m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコトヒデラッキーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月10日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（11戦5勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1550m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐剛紹騎手（12戦5勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコトヒデラッキーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

6歳（2001年）

4月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐剛紹騎手（13戦6勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐剛紹騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルクレバーから2馬身半差の2着に敗北した。

5月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐剛紹騎手（15戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1ハ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐剛紹騎手（16戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスラギに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月3日、連闘で迎えた29戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1以下（三条ダート1650m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（17戦7勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。