オリンピアフライト（1993年生、母ヒロノエレガント）

オリンピアフライト（1993年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビシヨツプボブ（当時10歳）と交配したヒロノエレガントが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方16戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の一般D2ハ。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

9月2日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

3歳（1996年）

2月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

4月6日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

11月4日、約6か月半の休み明けで迎えた6戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチユース特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

4歳（1997年）

4月6日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシュウイブキから1馬身半差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田延由騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山田延由騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた14戦目は、千場俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山田延由騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた16戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般D3イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジムダンディーからアタマ差の2着となった。

8月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、一般D3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月2日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、一般D3イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木正喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高木正喜騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンアンサーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木正喜騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサワヤカサンサンから2馬身半差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般D2ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で高木正喜騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒッテングメロディに1馬身半の差をつけて制した。

10月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で高木正喜騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシュウブゼンから1馬身差の2着に敗北した。