ヨシノタルマエ（2020年生、母マイティーボタン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって1,815万円で落札された。

2歳（2022年）

7月29日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート820m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピックプリンサに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3歳（2023年）

1月17日、中1週で迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゲイジュツガクブに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月21日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマッタナシに4馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

8月9日、中2週で迎えた6戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1230m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のエイシンニーダーに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月22日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のポスキアーヴォに3馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月19日、中3週で迎えた8戦目は、DASH和歌山開設記念（園田ダート1230m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は下原理騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイキザモーメントを半馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

11月21日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（4戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2024年）

3月19日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。