サカエボーイ（1991年生、母サカエパール）

サカエボーイ（1991年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時14歳）と交配したサカエパールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森永隆範。戦績は、地方44戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年の農協牛乳杯(A)。

経歴

デビュー前

今井光三厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1993年）

8月10日、デビュー戦は山下誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は489kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウシンブルーから3馬身差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、宮本一美騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスシズカから1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノローゼンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1994年）

4月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、アラ系一般C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヨウメイシンゲキに6馬身の差をつけて2勝目を収める

4月19日、中1週で迎えた7戦目は、特別あやめ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラムセスから1馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、特別つつじ賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキンコーホープに半馬身の差をつけて3勝目を収める

5月15日、中1週で迎えた9戦目は、特別手取賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下誠騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた10戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山下誠騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラギパワーをクビ差制して制した。

6月26日、中3週で迎えた11戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山下誠騎手（9戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドダイドウに4馬身の差をつけて制した。

7月6日、中0週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、3歳オープンのアラブ王冠（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下誠騎手（10戦5勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた13戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山下誠騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルバードタイガーに3馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、北国アラブチャンピオン（金沢ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で山下誠騎手（12戦6勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた15戦目は、アラブウインターカップ（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山下誠騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミッチードリームに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1995年）

4月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた16戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で山下誠騎手（14戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイグンオーをアタマ差制して8勝目を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた17戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山下誠騎手（15戦8勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月18日、中8週で迎えた18戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で山下誠騎手（16戦8勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイススターから3馬身差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた19戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で山下誠騎手（17戦8勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた20戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、農協牛乳杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシオジセイコーに7馬身の差をつけて制した。

8月6日、中2週で迎えた21戦目は、C1（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大瀬戸豊騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月26日、中6週で迎えた22戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下誠騎手（18戦8勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた23戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（19戦8勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、石川TV杯（金沢ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（20戦8勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（21戦8勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1996年）

10月1日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（22戦8勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた27戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下誠騎手（23戦8勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月29日、中1週で迎えた28戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下誠騎手（24戦8勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた29戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山下誠騎手（25戦8勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月24日、中1週で馬体重を前走から94kg減らして迎えた30戦目は、石川TV杯（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山下誠騎手（26戦8勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1997年）

11月17日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から87kg戻して迎えた31戦目は、高田知和騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月22日、中4週で迎えた32戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（27戦8勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（1998年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、アラブウインターカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（28戦8勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（29戦8勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた35戦目は、菊桜特別ほくてつ賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（30戦8勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮本一美騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた37戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた38戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本一美騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた39戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮本一美騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた40戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスカイスターを半馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた41戦目は、中日スポーツ賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた42戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮本一美騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた43戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月2日、中9週で迎えた44戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮本一美騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。