ワードフューチャー（2003年生、母カリネッタ）

ワードフューチャー（2003年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（サンワード）より＋未来。未来へ向かって」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時18歳）と交配したカリネッタが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方37戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上C5一。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

8月27日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた3戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

4歳（2007年）

1月16日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオリエンタルバレーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイフリーダムに3馬身の差をつけて制した。

2月27日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイキスラッガーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って3勝目をつかんだ。

3月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒカルファンタジーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C8三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリエンタルバレーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C8一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアポイリニアを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

5月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月13日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C4二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた14戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた16戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたラドランワース決め手に屈してアタマ差の2着となった。

9月26日、中3週で迎えた17戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアースオーシャンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月12日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5歳（2008年）

1月2日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた26戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

1月25日、中0週で迎えた27戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

4月9日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた33戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月11日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C5一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた39戦目は、4歳以上C6一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。