アンシール（2021年生、母トラディション）

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月10日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中京（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサンノーブルに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスの2歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

3歳（2024年）

2月17日、中6週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

8月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーホウキザンにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラスベトナム賞（中京ダート1400m 小雨/不良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

9月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したレッドダンルースにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月30日、中9週で迎えた8戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るララマルシュドロワを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

4歳（2025年）

1月19日、中6週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの豊川特別（中京ダート1200m 晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のノットファウンドをアタマ差振り切って3勝目をゲットした。

4月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの鎌倉ステークス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた12戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの高瀬川ステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

8月3日、中9週で迎えた13戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの桶狭間ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

10月12日、中9週で迎えた14戦目は、3歳以上3勝クラスのテレビ静岡賞（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

11月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上3勝クラスの秋嶺ステークス（東京ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月29日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上3勝クラスのシャングリラステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のガンウルフを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。