デルマサンブッカ（2015年生、母ウィンナワルツ）

デルマサンブッカ（2015年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋リキュールの一種」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時6歳）と交配したウィンナワルツが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2019年の穴水牛まつり特別(一般B1一)。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

6月2日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた2戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

9月1日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた4戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に49kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるペイシャヒカリを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、ロボット教室クレファス金沢開校2周年記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のテオゲネスに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、八久保めぐみ金沢で誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた9戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、工芸・アート賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4歳（2019年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のウインバースに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、ロゼッタストーンに3/4馬身交わされて2着となった。

4月16日、中1週で迎えた12戦目は、マリナ一同阿万さん頑張れ記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユーロジャイズを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を収める

5月12日、中3週で迎えた13戦目は、一里野まんぷくりんまつり（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったモナーキズムに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月9日、中3週で迎えた14戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、高橋・村野・松岡・檀上大賞典（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったハクサンフラワーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた15戦目は、ビッグゴールドSC杯（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のベルウッドタマドを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

7月7日、中1週で迎えた16戦目は、恋路火祭り特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた17戦目は、犀川夏花火特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた18戦目は、スマホでラクラク楽天競馬!賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた19戦目は、能登町小木袖キリコ祭り特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のゴールデンパレスに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

9月25日、中2週で迎えた20戦目は、穴水牛まつり特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマチョウタンゴを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、恋路賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた22戦目は、楽天競馬で特産品キャンペーン実施中!特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた23戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の級プレミアムレディス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた24戦目は、スマホでも楽天競馬はカンタンラクラク賞（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

5歳（2020年）

4月15日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた26戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた27戦目は、ヴェルザンディ賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた28戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、雲取山特別（浦和ダート2000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた29戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬でスマホでカンタン投票特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったジェイケイライアンにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

8月30日、中2週で迎えた30戦目は、小松安宅特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた31戦目は、楽天でポッイントもらっちゃおう特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた32戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で石川県特産品が当たる特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた33戦目は、楽天競馬でネット投票特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた34戦目は、楽天競馬で石川特産品を当てよう特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた35戦目は、楽天でポッイントもらっちゃおう特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた36戦目は、紅葉の兼六園特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた37戦目は、北斗七星賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6歳（2021年）

3月16日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、牝馬限定戦のチューリップ賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた39戦目は、牝馬限定戦のフリージア賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた40戦目は、牝馬限定戦のハナミズキ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（9戦4勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた43戦目は、競馬かふぇ.comオープン記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた44戦目は、牝馬限定戦のローズマリー賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。