フォスターズソング（2001年生、母ダイナファンキー）

フォスターズソング（2001年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スティーブン・フォスターの楽曲」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時15歳）と交配したダイナファンキーが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1億500万円で落札された。

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月16日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したペネトレーターにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月7日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったソリッドスライダーにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2004年）

3月7日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のアサクサポインターに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月18日、中5週で迎えた4戦目は、3歳オープンのベンジャミンステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下の夏木立賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったエスユーグランドにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗れた。

10月31日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の高湯特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4歳（2005年）

11月27日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

5歳（2006年）

1月7日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

2月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。