ワンダールナ（1996年生、母ワンダーインデンス）

ワンダールナ（1996年6月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時15歳）と交配したワンダーインデンスが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は原口ファーム。戦績は、地方22戦4勝2着4回。1999年の桜花賞(牝地方重賞)に勝利した他、1999年のロジータ記念(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木勝文厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1998年）

9月3日、デビュー戦は薮口一麻騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のダンツウインに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、中8週で迎えた3戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳ハンデ戦のシンデレラ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったソワカフジから1馬身半差の2着となった。

3歳（1999年）

1月15日、中4週で迎えた4戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦の若竹特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスリープリンプリンに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月23日、中5週で迎えた5戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のソワカフジに4馬身の差をつけて優勝

4月21日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るデアヴィクティーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って4勝目を収める

10月11日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（3戦3勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳ハンデ地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月22日、中6週で迎えた10戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

3月30日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦の弥生特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノシルバーから2馬身差の2着となった。

4月21日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の春馬特別（浦和ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイセンフアンタジからクビ差の2着に甘んじた。

5月31日、中5週で迎えた13戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

7月9日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、ミルキーウェイ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のトゥインクルレディー賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（9戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定G3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（10戦3勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた17戦目は、陽月特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヘイセイラッキーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

5月5日、約7か月の休み明けで迎えた18戦目は、端午特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（12戦3勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月20日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のエメラルドカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（13戦3勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた20戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の涼秋特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

11月8日、中8週で迎えた21戦目は、桃井十四秋騎手を鞍上に迎えて、秋冷特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の春待月特別（浦和ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桃井十四秋騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。