マヤノヴィーラ（2009年生、母マヤノマーガレット）

マヤノヴィーラ（2009年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋英雄、勇者（サンスクリット）」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時17歳）と交配したマヤノマーガレットが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の旬菜仲田記念(一般C2)。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

8月12日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。17頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

12月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサウススカーレットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月19日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた4戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた5戦目は、みんなで来て!第1回中京競馬（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリンノヴァーレに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた6戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、谷夢紬くん1歳誕生日記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で持原大志騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライングレイスに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月17日、中7週で迎えた8戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で持原大志騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したシンゼンユメノスケに半馬身届かず2着となった。

6月6日、中6週で迎えた9戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で持原大志騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったホウライセールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた10戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったケイブキューブを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は持原大志騎手（8戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャンタンに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったトミケンクッカに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（9戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタケデンサプライズに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月23日、中2週で迎えた14戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、第4戦長篠の戦い特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は持原大志騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（11戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコトブキファミリーに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、野牡丹特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（12戦5勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、旬菜仲田記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキママレディーを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って6勝目をマークした。