ライコウタイフーン（2000年生、母タイトルダンサー）
Raiko Typhoon
2000.03.19
ライコウタイフーン（2000年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋台風」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時14歳）と交配したタイトルダンサーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は金須牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方42戦1勝2着7回。2002年のサマーチャレンジVで2着に入った他、2002年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
柳沢好美厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2002年）
4月24日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月30日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のパークリーマアコに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月13日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月2日、中2週で迎えた4戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスタキオン賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月17日、中6週で迎えた5戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
8月29日、中1週で迎えた6戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジV（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスマヌエラからハナ差の2着に惜敗した。
9月21日、中2週で迎えた7戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
10月16日、中3週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた10戦目は、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。
12月26日、中5週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の千両特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったモエギノマズルにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
3歳（2003年）
9月16日、約9か月の休み明けで迎えた12戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。
10月22日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。
11月13日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村裕基騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、マイネルハロウィンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
12月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村裕基騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。
12月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村裕基騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。
4歳（2004年）
1月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。
2月4日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。
2月27日、中2週で迎えた19戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。
3月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ワタヤビクトリーに半馬身交わされて2着となった。
3月29日、中2週で迎えた21戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。
5月4日、中4週で迎えた22戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
5月17日、中1週で迎えた23戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。
6月6日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた25戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
7月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り4着に敗れた。
8月10日、中3週で迎えた27戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
5歳（2005年）
5月20日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた28戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
6月12日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2二（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。
7月7日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で前住和寿騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。
7月29日、中2週で迎えた31戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。
8月21日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着を確保した。
8月26日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は前住和寿騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで踏ん張ったが、勝ったラブリーハットにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
9月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。
9月28日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。
10月19日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で前住和寿騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ストレートハッピーにクビ差交わされて2着に惜敗した。
11月7日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で前住和寿騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ゴールドガンダムに交わされて3馬身差の2着となった。
6歳（2006年）
1月6日、中8週で迎えた38戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で前住和寿騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。
2月10日、中4週で迎えた39戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で前住和寿騎手（10戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
3月10日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた40戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で前住和寿騎手（11戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
3月30日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2-10 11（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で前住和寿騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
5月18日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた42戦目は、一般C291011（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で前住和寿騎手（13戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。
6月14日、中3週で迎えた43戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。
8月22日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた44戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は前住和寿騎手（14戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。