ゼンノパーム（1998年生、母レディーム）

ゼンノパーム（1998年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時8歳）と交配したレディームが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方34戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2001年の師走特別(B ハンデ)。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月5日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた2戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1600m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3歳（2001年）

1月5日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月15日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

11月3日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、3歳C（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンマジシャンから2馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノエイブルから1馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、連闘で迎えた9戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦のあさかぜ特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノエイブルから1馬身半差の2着に敗北した。

12月5日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスグランドコーホに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月16日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスグランドコーホから半馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳ハンデ戦の師走特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベリーグッドリックに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（2002年）

4月23日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C4ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノアーリントンに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4月30日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下康一騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のラブネストに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月26日、中3週で迎えた15戦目は、鷹山D・O・C交流記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下康一騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下康一騎手（7戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた17戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は宮下康一騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウランサーからアタマ差の2着に甘んじた。

8月15日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクフューチャーから5馬身差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた20戦目は、ハルク杯千賀子メモリアル賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（10戦4勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月12日、中6週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた21戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

11月17日、中4週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた22戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、祐亨50歳誕生日記念（上山ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナノスターから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた23戦目は、ようこそいらっしゃいましたグランプリ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2003年）

4月22日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、好きですかみのやま特別（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカトモワールドから2馬身半差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた29戦目は、たまだ江釣子クリニック開業記念（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で板垣吉則騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で板垣吉則騎手（10戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた33戦目は、ぐれいどわん（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で板垣吉則騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた34戦目は、鈴木徹平騎手を鞍上に迎えて、明&都子と裕司&麻美の上山競馬来場記念（上山ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（13戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた37戦目は、サウスフォート杯（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（14戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグシャロンに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

10月7日、連闘で迎えた38戦目は、上山あららぎライオンズクラブ賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（16戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた40戦目は、友佳、新しき船出記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（17戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月21日、中6週で迎えた41戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。