サウスマキシム（2000年生、母タヤスアクトレス）

サウスマキシム（2000年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金言・格言」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時8歳）と交配したタヤスアクトレスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫富ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦8勝2着3回。2003年のキングに勝利した他、2003年の秋の鞍(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、サラブレッドホールから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、セブンホースクラブによって315万円で落札された。2歳のとき、セブンホースクラブから「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

藤ヶ崎一人厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2002年）

9月5日、デビュー戦は宇都英樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は深見明宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミノハヤカゼからクビ差の2着に甘んじた。

12月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミューズマサルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月24日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナックバーサから1馬身半差の2着に敗れた。

3歳（2003年）

1月1日、連闘で迎えた8戦目は、3歳オープンのキング（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキンエンプレスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のソレイケに半馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

2月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦2勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた11戦目は、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦2勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のギョクランに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月18日、中3週で迎えた13戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（7戦2勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（8戦2勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウノーザンに3馬身の差をつけて優勝

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキガウラに4馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

9月8日、中9週で迎えた17戦目は、マリーゴールド特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったボストンフミオーから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中4週で迎えた20戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアプセンスに半馬身の差をつけて優勝

12月22日、中2週で迎えた22戦目は、ゼラニューム特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイノゾミに1馬身半の差をつけて制した。

4歳（2004年）

5月24日、約5か月の休養明けで迎えた23戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。