タイキガウラ（1999年生、母ファッショナブリーレイト）

Taiki Gaura

1999.03.12

タイキガウラ（1999年3月12日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のRubiano（当時12歳）と交配したファッショナブリーレイトが19歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝、地方23戦13勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の円山川特別。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額2,800万円（7万×400口）で一口馬主が募集された。

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月24日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

8月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月31日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

9月28日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

4歳（2003年）

1月16日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハピネスダンスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月13日、中3週で迎えた7戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーマックイーンから1馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で迎えた8戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライトタイセイに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクシークレットに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月22日、中3週で迎えた10戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のライダーキャップをクビ差制して勝利を手中に収めた。

5月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサブリナルックに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダンシングテイオーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトワノカガヤキに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月16日、連闘で迎えた14戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキペガサスに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（9戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウスマキシムから4馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中3週で迎えた16戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシキダンスに3馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月13日、中1週で迎えた17戦目は、チオビタドリンクヘルシー特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた18戦目は、太子 ひまわり特別（姫路ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサンコーキング決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルサヒロインに1馬身3/4の差をつけて10勝目を達成した。

10月15日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウイニングタッチを3/4馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

10月28日、中1週で迎えた21戦目は、春日局特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2004年）

2月18日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルマーキスにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3月17日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上A1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピーターサムに2馬身半の差をつけて優勝

4月28日、中1週で迎えた25戦目は、黄桜かっぱ特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタッカアーミジャー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月20日、中2週で迎えた26戦目は、おのころじま特別（園田ダート1870m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた27戦目は、円山川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で有馬澄男騎手（11戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキャプテンバトラーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

6月30日、中3週で迎えた28戦目は、サンケイスポーツ賞（園田ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で有馬澄男騎手（12戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。