メイクスプラッシュ（1998年生、母アオキスズラン）

メイクスプラッシュ（1998年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパレスミュージック（当時17歳）と交配したアオキスズランが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヤマタケ牧場。戦績は、地方22戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2五 C3一(ハンデ)。

経歴

デビュー前

三坂盛雄厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2001年）

9月28日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は495kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のジョウネツノアラシを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月1日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

4歳（2002年）

2月21日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のホウガに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月22日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

4月27日、中4週で迎えた6戦目は、一般C2十（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般C2五 C3一（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミチノクダンディーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2003年）

2月22日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったパープルフォンテンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3一（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったフジヤマキングにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、エルフィーズソングに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、一般C3一二（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3一（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C2六 C3一（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた20戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2五 C3一（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキョウエイパレードをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

12月31日、中4週で迎えた21戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

6歳（2004年）

2月18日、中6週で迎えた22戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。