ミチノクダンディー（1998年生、母プライズクロッシング）

ミチノクダンディー（1998年6月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時13歳）と交配したプライズクロッシングが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、地方37戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2三。

経歴

デビュー前

辻野豊厩舎（小林）へ入厩。

4歳（2002年）

2月10日、デビュー戦は郷間隆騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。馬体重は501kg。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

4月8日、中7週で迎えた2戦目は、一般C3八九（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1190m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るミッシェルを豪脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月29日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3四（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に敗れた。

9月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、一般C3四五（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3三（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハネダローマンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3三（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のビックリマークを半馬身振り切って制した。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C2五 C3一（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたメイクスプラッシュ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2三（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシルクソードをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

5歳（2003年）

1月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたマイムーン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2六七八（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

3月19日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2八九（大井ダート1590m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

4月24日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2六七八（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（12戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトゥインクルパールに1馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

6月7日、連闘で迎えた17戦目は、こと座特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で今野忠成騎手（14戦5勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

12月30日、約7か月の休養明けで迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C1九 C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で今野忠成騎手（15戦5勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

6歳（2004年）

1月9日、中0週で迎えた19戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で今野忠成騎手（16戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で今野忠成騎手（17戦5勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般C2-11 C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で今野忠成騎手（18戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレディラブフェイスに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で今野忠成騎手（19戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のポロロッカに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月15日、中1週で迎えた23戦目は、中野区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で今野忠成騎手（20戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で今野忠成騎手（21戦7勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたベルモントエナジー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で今野忠成騎手（22戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は24戦連続で今野忠成騎手（23戦7勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

7月23日、中8週で迎えた27戦目は、葛西特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で今野忠成騎手（24戦7勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた28戦目は、柴又特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で今野忠成騎手（25戦7勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

7歳（2005年）

3月25日、約8か月の休み明けで迎えた29戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は27戦連続で今野忠成騎手（26戦7勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で今野忠成騎手（27戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた31戦目は、一般C3五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で今野忠成騎手（28戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は30戦連続で今野忠成騎手（29戦7勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた33戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（30戦7勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（31戦7勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。