フィングルブリッジ（2019年生、母ダートムーア）

フィングルブリッジ（2019年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ダートムーアに注ぐティン川にかけられた17世紀の石造りの橋の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時16歳）と交配したダートムーアが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C2六。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

5月7日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

6月25日、中6週で迎えた2戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ソガベツの滝賞（門別ダート1000m 雨/重）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた5戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月20日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、日高町Bグルメタコロッケ賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた9戦目は、にぶたに湖賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた11戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

11月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた13戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、伸びてきたハバネロ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月11日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルエキサイトを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2023年）

1月3日、中2週で迎えた15戦目は、C2二組（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた16戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったインターロードに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月9日、中2週で迎えた17戦目は、みんなおいでよ佐賀競馬賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンダースナイプに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

2月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた19戦目は、こいぬ座特選（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた20戦目は、春光特選（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ラスターサンライズに3/4馬身交わされて2着となった。

4月8日、中1週で迎えた21戦目は、清明特選（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で加茂飛翔騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加茂飛翔騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で加茂飛翔騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で加茂飛翔騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、うれしの茶賞（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた27戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた28戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月19日、中3週で迎えた29戦目は、2023さがしがコラボオープニングレース（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた30戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた32戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（12戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた35戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（14戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた36戦目は、大雪賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（15戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた37戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク2023ファイナルカップ（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（16戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（17戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた40戦目は、FUJI BARオープン記念レース（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（18戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したコウユーマサニキミにアタマ差届かず2着となった。

2月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

3月10日、中1週で迎えた42戦目は、ベスト競馬ダービースタリオン賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（19戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したベッケンバウアーに3/4馬身届かず2着となった。

3月31日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（20戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた44戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、久留米競輪は4月26日からオールガールズクラシック（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。