マロンリューチェ（1996年生、母マスコットルビー）

マロンリューチェ（1996年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーリユート（当時18歳）と交配したマスコットルビーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は松崎弘幸。戦績は、地方27戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の初雁特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

野口孝厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1998年）

9月3日、デビュー戦は莅戸高次騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフテースキップから2馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定のハンデ戦の3歳（浦和ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で莅戸高次騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビザンホープから1馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中3週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳ハンデ戦のシンデレラ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は莅戸高次騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳ハンデ戦のコメット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で莅戸高次騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3歳（1999年）

1月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフテーニチギンから3/4馬身差の2着となった。

2月18日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のティアラカップ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドエンジェルから2馬身差の2着に敗北した。

9月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の若武蔵特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のなでしこ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた11戦目は、長谷川忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋駒特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の駒草特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた13戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のりんどう特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の駒牽特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターライトシークからクビ差の2着に惜敗した。

4歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた18戦目は、麗春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（10戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（11戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は長谷川忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月25日、中2週で迎えた22戦目は、初雁特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のフラワースペシャルを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は長谷川忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1四ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の一般C1（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた26戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川忍騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5歳（2001年）

1月19日、中2週で迎えた27戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、初春特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。